「ビストロプログラミング」とは、2名の参加者(シェフ)がその場で与えられたテーマ(オーダー)に沿って短い時間でプログラムを作る「即興プログラミング」です。 作品を作る参加者はもちろん、観覧者も作品ができる様子やを作品を一緒に楽しむイベントで、参加者の「発想力」と「プログラミング力」の両方が試されます。
こちらは、2021年12月18日に開催されたDojoCon Japan 2021の時の様子です。この時のお題は「紅白」でしたが奇しくも二人とも「紅白のお餅」をイメージした作品となりました。
オーダーに沿って即興でプログラミングする様子が人気番組「SMAP x SMAP」の「ビストロSMAP」で料理を作るのに似ていることから名付けられました。 最初は「料理の鉄人」をイメージしていたのですが「今どきの小学生に料理の鉄人はわからないだろう」と思って名前を変えたところ、よく考えたら「ビストロSMAP」もわからなかったというオチ付きです。
ビストロプログラミングをするのに便利なツールを小学生の姉弟コンビが作ってくれました。
このような機能が備わっています。Scratchで作成し公開されていますので、お題の中身やタイマーの値はリミックスして変更できます。 以下のプロジェクトも私がリミックスしたものです。
ビストロプログラミングのお題&応援(オンライン) remix
基本の進め方は上記の通りですが、それぞれオリジナルのアレンジで楽しんでいただければと思います。
たとえば、以下のようなアレンジが考えられます。
ビストロプログラミングでは、作品の優劣を決めることを推奨はしていませんが、その場の参加者が優劣を決めたいということで一致しているのであればそれを否定するものでもありませんので、参加者のみなさんで決めていただければ結構です。
ビストロプログラミングをオンラインで実施する場合、複数の参加者の画面を共有する必要があります。いわゆる「オンライン会議」ツールでは複数の参加者の画面を同時に共有できるものは多くありませんが、私たちが確認したところでは「oVice」であれば可能です。 この企画そのものがoViceを使ったイベントで考案されたものです。
ビストロプログラミング、みなさんの活動の中でもやってみていただけると嬉しいです。やってみたよという方はハッシュタグ “#bistrop” をつけてSNSで発信してみてください。よろしくお願いします!